Match Report, News

一. 関東大会出場
一. 東京都女子リーグ2部昇格
一. 東京トレセン輩出
一. 定期テストチーム平均点70点越え
一. 在籍者30名越え

 

たった、たったの2年前。

3学年で合計16名の小さな下町女子サッカークラブはNPO法人格を取得しました。

それと同時にクラブとして掲げた『FC HERMANA 3ヶ年目標』。

最後の最後の最後のチャンスで、すべてを成し遂げました。

 

「え?・・・・えぇ?」

 

当時、クラブ創設メンバーも、在籍していた選手も、保護者の皆さまも、エルマナを知るサッカー関係者も、誰もがきっと、???、だったであろうこの5つ。

 

中3が一人しかいない(途中入会のため元々は0人)世代から始まったこの物語。

当時の新1年生(現中3)は、きっと「そんなつもり」で入ったわけではない、普通の女の子。

1年目は年間リーグで1年を通じて1勝しかできず、クラブ改革による摩擦が生じ、それぞれがいろいろな悩みを抱えて疲弊していく日々。

 

でも、すべては荒川区で『サッカーを愛する少女たちに最幸の環境を』創るため。

夢と希望を掲げ、そのロマンを本気で追い求める情熱の火種を植え付け、その炎が少しずつ地域で連鎖し始めました。

徐々に風向きが変わり、文化の種が芽を出し、結果がつき始め、憧れのお姉さんの背中を追いかけてU-12の選手が増え始め、キッズを立ち上げ、いろんなところから協力者が集まり、荒川区に新たな女子サッカーファミリーの原型が生まれ始めました。

 

2年目には新1年生が史上最多の14名入会してくれ在籍者は30名に到達、クラブとして初めての年間リーグへの2チーム出し&アベック優勝の快挙、東京トレセンには3部チームとして唯一2年連続選手を輩出し、夏休みのフェスティバルで優勝をしたり、活動の幅とステージが恐ろしいスピードで変わっていきました。

 

でも、私たち自身が一番気づいていたこと。

「この世界には、分厚すぎる『紙一重』の差がある」

チャレンジャーとして割り切って、大物に対して思いっきりガブガブ噛みつきまくることができるようになっても、本当の本当の本番で、「勝ち切る」ための力が圧倒的に足りない・・・

 

答えが見えない日々。時間ばかりがいたずらに過ぎていき、、、

新たなエルマナの歴史を切り拓いたカリスマ世代が卒業。

2018年が明けてから、チームはこれまで経験したことのない深い闇の中に迷い込み、出口の見えないトンネルをさまよい続けていました。

 

ブログでは語りつくせないほどいろんな葛藤があり、衝突があり、摩擦が摩擦を呼んでいよいよ火をふき・・・

 

苦しみ、苦しみ、苦しみぬいて、チームは「ありえない」答えを導き出しました。

その時、すでに関東大会予選の初戦2週間前。

 

時すでに遅しか・・・

と、誰もが諦めかけていた中、チームに一筋の光をもたらす選手が現れ、その輝きが一気にチームを生まれ変わらせました。

 

答えを出して数日後に始まった春合宿。

これまでのエルマナの常識を遥かに超える、比にならないほどの高負荷・高密度な3日間を過ごしました。

 

それでも当然、ちょっとがんばったら成果が出るほど、世の中そんなに甘くなく。

合宿後の最初のトレーニングマッチではボッコボコのめった打ちに。

身も心も極限まですり減った状態で迎えた最後の調整試合。

 

ここで感じたあのゾクゾク感、どこからともなく込み上げてくる高揚感、あれはもう一生忘れることがないと思います。

すべて、サッカー的にも、メンタル的にも、なにもかもが「ハマった」。

心を裸にして語り合った先に見えた私たちだけのスタイル。

 

まるでスタッフがイメージしている世界がすべて、言葉を必要とせず選手にインストールされているような「シンクロ」感。

 

ここから完全に勢いに乗ったチームは群雄割拠・超激戦の東京都予選で旋風を巻き起こし、あれよあれよと、東京代表の座をつかみ取りました。

 

 

そして今。

私たちは、これまで感じたことのない「恐怖」に近い感情に襲われています。

もちろんマグレだとは思っていないし、この座をつかみ取ったことに対する喜びも誇りも感じています。

 

が、この、背負ったことのない『東京代表』の重み。

2年前までは東京の半分以下の位置で存続の危機にさらされていたエルマナは今、関東大会に挑戦するチームになったのです。

 

都大会のベスト8に進んで試合をして、見て、誰よりも私たち自身が感じています。

今はまだ、「場違い」なんだと。

 

スキル・フィジカル・タクティクス・メンタル、指導者の経験・能力、すべてにおいて、ここは「次元が違う」世界なんだと。

周囲から見れば、「おぉ~、エルマナ、勢いに乗っていったねー!実際のところ、どうなんだろ。運か、実力か。」と思われて当然。

正直なところ、自分たちの身の丈以上に結果が出すぎていて、中身が追い付いていない、そう感じている部分も多々あります。

 

でも、だから、「選手の伸びしろNo.1クラブ」なんだ。

誰も自分事にできない高すぎる背伸びに、思いっきり目いっぱい本気で挑んで、過去の嘘を現実に変えてきた。

それが、私たちのスタイル。

 

この経験したことのないプレッシャーが、またエルマナを見たことがないステージに引き上げてくれる。

関東大会に思い出作りに行くつもりなんてさらさらない。

目指すは全国。ただそれだけ。

 

最後になりましたが、掲げた5つの目標を実現するうえで、OG含む在籍者及び保護者様、ボランティア含むスタッフのみんな、クラウドファンディングでご支援いただいた全国の皆さま、各取引先様、地域の皆さま、数えきれない方々にご協力・ご尽力いただきました。

 

この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

本当に、本当に本当にありがとうございました。

 

これからもぜひ、私たちとロマンと情熱に渦巻く日々を楽しんでいきましょう!

 

 

『サッカーを愛する少女たちに最幸の環境を』

~荒川区・足立区の女子サッカークラブ~

 

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